みなさん、こんにちは。中村と申します。
僕が東京店のディレクタ兼店長を務めさせていただく
Artigiano ciao(アルティジャーノ チャオ)とはいったいどのようなお店なのでしょうか。
そして、オーナー丹下さんのお店に込めた想いとは?
今回は、
当ブログArti Journal(アルティジャーナル)立ち上げを機に改めて伺ってみました。
世界最高峰の紳士服を扱うユーズドショップ

ーアルティジャーノ チャオとはどのようなお店ですか?
丹下氏:
Artigiano ciao(アルティジャーノ チャオ)は2009年に名古屋栄からスタートしました。
「工芸職人さん こんにちは!」という意味です。
2015年には2号店の東京駅前店がオープンしています。
クラシコイタリアをメインにジャケットやスーツ、ネクタイ、靴やバッグなど様々なアイテムを幅広く取り揃えております。
少しでも多くの方に幸せになって欲しい

ーお店のコンセプトとは?
丹下氏:
世界最高品質のクラシコイタリアの紳士服、靴や小物を、
中古ならではの価格で提供することで、
最高峰の技術や品質をもっと身近に、より多くの人に感じていただき、
その素晴らしさに触れて私たちと同じ感動体験をしていただくこと。
プロダクトを通して人生をもっと豊かにして幸せになってほしい。
それが願いであり、コンセプトです。
いつまでも色褪せることのないもの

ー紳士服に行き着いた経緯は?
丹下氏:
自らのモノを選ぶ際に、
伝統と歴史に則って長きに渡り人々に受け継がれて来た普遍的なものか、
職人によって丁寧に魂を込めて作られているかなど、そういった点を基準に、またそう言ったものに魅力を感じ選んでいます。
クラシックファッションの祖である紳士服は、盤石な規範の上に成り立っているので時代に流され風化することがありません。
私は幼少期より革に慣れ親しみ、ファッションの入り口は革製品・革靴から始まり、そして、様々なモードファッションを渡り歩いてきました。
時を経てスーツを着る機会も増え、より一層普遍的でハイクォリティなものを求めるようになっていった末に行き着いたのが紳士服であり、
中でも感銘を受けたのが、クラシコイタリアでした。
洋服が大好きな”服ヲタク”を自称される丹下さんだからこそ、
ご自身が気に入ったものは長く愛用したいと思うことは至極当然で、
そう考えると、多くの服に触れてこられた丹下さんが時代に流されない普遍的でより上質なものを好むように変化し、そこにたどり着いたのは必然だったのでしょう。
そんな私、中村もその考え方に大変共感しております。
クラシックであることは、「格式高く」て、ただ「古い」わけではないのです。
丹下さんは、クラシックを木の幹に、モード(流行)を枝に例えます。
それは古くから人々に大切に守られ、
脈々と受け継がれてきた技術や歴史に裏打ちされた本質である幹(クラシック)がそこにあるからこそ、
枝葉(モード)がさらに生い茂り豊かになっていくのではないかと、想像させてくれます。
クラシックとは、「最高の」という意味も含みます。
厳然とそこに最高峰が存在していることに気づいてみると、
とても奥深い世界にわくわくしますね。
是非、皆様もアルティジャーノ チャオを覗きに来てください。
名古屋店、東京駅前店とWEBSHOPでもご覧いただけます。
是非よろしくお願いいたします。
さて、
次回は丹下さんの人生を変えた
「クラシコイタリアとは?」に迫っていきます。
それではまた次回!お楽しみに!
中村